2016年3月に、東京から問い合わせを頂いたのが最初でした。
定年退職して生まれ育った倉敷に戻り、今後暮らしてゆきたいとのご相談でした。
調整区域での建築の為、様々な問題をクリアし、そして役所との協議を重ねながら、前進しては後退しての歩みの中で許可が出て、着工、そして竣工に至りました。
一昨年帰省されてからは、今までのキャリアを活かされて≪倉敷グリーンファーム≫という事業を立ち上げ、コケ玉と地元民藝とのコラボレーションを通じて環境負荷提言SDGsの活動をされています。
外観は、岡山ならではの本焼き板で山際の湿気にも耐えうる外装にしています。
一歩中に入ると、使いやすい広い玄関ホールと土間収納、これからやってくる老後に備えての暮らしに備えてすべて引戸で対応。
小上がりの畳スペース、アイランドキッチンに回遊性を持たせた間取り。
機能的な動線の中に、コケ玉のある暮らしでうるおい豊かな植物との共生に安らぎを覚えます。
ご来場いただきました皆様ありがとうございました。
御施主様、近隣の皆様、2日間ご協力頂きありがとうございました。
新型コロナウイルス感染拡大防止対策に伴い、1時間に1組だけのご予約となり、ご希望に添えなかったお客様、大変申し訳ございませんでした。
今後とも宜しくお願い致します。