ひとり暮らしをする祖母を心配していたUさんご夫妻は、お子様の誕生を機に、奥様の実家での同居を決意。「実家の離れは暗くて寒いうえに、側道を車が通ると揺れることもあって不安でした」と、そのまま住むのには厳しい状態だった。2階建ての離れ部分を大々的にリフォームすることに。キッチンやバスルームなど水廻りの設備を新設したほか、キッチン背面に大容量のパントリーを、洗面脱衣所には多数の棚を設けるなど収納スペースもたっぷりと確保しました。また、後から棚やフックを取り付けられるようにと、壁面には下地を入れてあります。
リフォームポイント
問題点 |
・二間続きの和室は、以前は倉庫として使われていたのだそう。そのため、室内は暗くて寒く、キッチンやバスルームなどの水廻りの設備は離れにはなかった。 ・家の中が全体的に寒い。 ・車の往来や地震などによる揺れが心配。 |
解決策 |
・床や天井に無垢材を配し、温かみのあるナチュラルな雰囲気に生まれ変わったLDK。隣には襖で仕切ることのできる和室も。また、母屋にしかなかった水廻りの設備を新設することで、日々の家事も効率よくできるように。 ・断熱材や内窓の効果により、四季を通じて快適に過ごせる。 ・壁量計算により耐力壁を増やすなどして、耐震性能を向上。 |
ハウスデータ
住所 | 岡山県玉野市 |
居住者構成 | 夫婦+子ども1人+祖母 |
築年数 | 24年 |
主要構造 | 木造2階 |
リフォーム面積 | 101.84㎡ |
工事期間 | 3ヶ月 |